スキューバをすることにした店長&店員。

店員は何度も耳抜きに挫折しながら、

店長に文句を言うために、耳抜きを克服!

(詳しくは→「スキューバ編」へ)

そして、海底でクルクル泳いでいる店長の元へ向かった。



店員の怒り爆発!!



と、書きたいところだが、なんせ水中では言葉が発せない。

ゴーグルのおかげで、いまいち表情もわからない。

怒りが店長には通じなかったのだ。

店員は怒るのをあきらめるしかなかった。。。

そして、海底に行って気づいたことがあった。



店長は泳ぎが得意。

店員は泳げない。



スキューバは泳げなくてもできなくはない・・・。

できなくはないが、差が出る。



これだけでは分かってもらえないかもしれないが・・・、

店長は1人でスイスイといろんな所に行ってしまう。

TVでよくやっているような、魚にエサを与えたり、

海底の珊瑚を見に行ったり。。。

しかし、店員が同じことをしようとすると

2倍の時間がかかるのだ。



店員は学んだ、カナヅチでもスキューバはできるが、

やはり軽やかには泳げないと・・・。



そして、海底に行った時、

もう1つ学んだ。



・・・カナヅチが海底に行くと『お腹を擦る』と・・・。



海に潜る前に、スキューバ用語を習った。

◆上に上がる

◆下に下がる

◆息ができない

◆速く&遅く

などのゼスチャー方法だ。

しかしながら、



「お腹擦っているんですけど・・・」



という言葉は教えてくれなかった。

店員は海底にお腹をこすりながら、

インストラクターのお兄さんに、

お腹の所を指差して困った顔をした。

お兄さんは理解してくれたらしい。

ウェアの中に空気を入れてくれた。

どうやら、プロはそうやって空気を入れたり抜いたりで

調節をしているらしいのだが、

同じに入った店長はそんなことをしてもらっていない。

インストラクターさんと離れ、クルクル1人で回っている。



・・・・・・これが、泳げる人と泳げない人の差・・・・・。



1時間くらい海に潜っている間に

何回空気を入れたり抜いたりしただろうか・・・。

海底を何度も擦る度に、店員はお腹を指す。

するとお兄さんもそれで分かってくれるようになった。

スキューバ用語を作ってしまった店員は



お腹を擦るくらいなら、歩いた方が早いのでは?



と、思った。確実にバタ足で進むより、

海底の岩を手で押して前に進む方が早かったからだ。。。

でもさすがにそれはできなかった。

カナヅチのプライドがそうはさせなかった。

意地でも泳いでるポーズで泳ぎたかったのだ。

例え、手で泳いでいたとしても・・・。



あっという間にスキューバタイムは終わり、

インストラクターのお兄さんにお礼を言った。

「大変だったでしょ、ありがとう」と・・・。

すると



「いや、君はよい生徒の方だよ」

「泳げていたからね」



と彼は言った。

あれで『泳げている』ですって?!

店員を上回る人がまだいる?!



・・・そうか、海底を歩いてしまった人がいるに違いない・・・。



同じコトを何度も考えたが実行はしなかった。

きっとカナヅチなら同じコトを思うハズ。。。

そうか、そんなツワモノもいたのだ。

なんてインストラクターとは大変な仕事なのだろう。

くじける生徒を励まし、つきっきりで空気の出し入れをする。

そんな仕事は店員には無理だろう。

・・・という前にスキューバのライセンス自体が

取れないから心配いらないが・・・。

このスキューバ体験でいろいろと学んだ店員だった。

さぁ、スキューバを満喫した店長&店員が向かったのは、

ショッピングセンター!

またしてもここで問題勃発!!

それはいったい・・・。

プラダファン必見です★

≪続≫
バリに来て、汚い海を見てガッカリする2人。

しかぁし!夕日色に真っ赤に染まる海を見て、

バリの素晴らしさを実感。

そして、その翌日、期待に胸を膨らませ、

マリンスポーツをするため、人口島に行くのだった。。。



船に乗り、しばらくすると、小さい家みたいなものが

ポツンと海に漂っていた。

島というより海に浮かぶ家という感じだ。

そこではマリンスポーツなら何でもできた。

ウォーターバイク、バナナボート、スキューバ、海底散歩。

しかしながら時間の関係上、全てはムリだった。

店長の強い希望により、スキューバをすることに決めた。

・・・しかし、ここで告白しておこう・・・。



店員はカナヅチだった。。。



この恐怖分かるだろうか??

遊びなのに、水深30m~50mも潜っていく。

既に店員にとってはもはや遊びではなく、命がけだ。

インストラクターのお兄さんは

「オヨゲナクテモ ダイジョ~ブ デ~ス」

と言う。。。

しかし、このミラクル・スーパー・アヤシイ日本語、

どこかで聞いたことがある!

そうだ・・・、香港のホンコンマッサージの先生だ。

(詳しくは→香港旅行「危ない夜」編へ)

あの時も痛いめにあっている店員は、

トラウマを思いだすのだった。。。

ダイビングスーツに皆が着替えたところで、

ダイビング用語の簡単なトレーニングを受け、出発★

まずは海に入り、顔を付ける。。。

この時点で、店員の心臓はドキドキを通りこして、

止まりそうな勢いだった。

横で一緒に入る店長が手を握っていてくれる。

「大丈夫だよ、一緒にいるよ」

店長の言葉に店員もうなづく・・・。

足ひれを動かす練習をして、

そして、今度こそ海底へと潜っていく。

しかし、3~5mほどで耳が痛くなる。

耳抜きと呼ばれるものができない。

耳抜きをしないと水圧で鼓膜を傷めてしまうのだ。

・・・ここで活躍したのが、ダイビング用語。

親指を立て、上に向ける(いわゆる、グッドのサイン)。

これが『上に行こう』の合図だ。

3~5m潜る度に、コレを連発する店員。

『もうムリだ・・・そう、泳げないのにスキューバなんて

 無謀すぎたのだ・・・』

海面に出る度に、インストラクターのお兄さんと

「I CANN'T(私にはできない)!!」

「YOU CAN(君はできる)!!」

を繰り返した。。。



だんだんあきらめモードに突入する店員・・・。

そして、「一緒にいるよ」と言ってくれた店長を探した。



・・・・・・アレ???・・・・・・



いくら周りを見回してもいない・・・。

それもそのはず、既に店長は海底近くまで行き、

クルクル泳いでいるのだ。

スキューバに詳しい人なら知っているだろうが、

初心者はインストラクターとでなければ潜れない。

だから、店長&店員にはインストラクターが

それぞれ1人ずつ付き、指導してくれていた。

店員があきらめモードに突入している中、

「一緒にいるよ」と言っていた店長は

自分のインストラクターとさっさと自分だけ海底に行き、

スキューバを堪能しているのだった。。。

『えぇえぇ、人間なんてどうせ1人ですよ。』

そう思うと、不思議なもので闘志が沸いてくるのだ。

そして、店員はやった!!

耳抜きも克服し、店長に文句を言いに、

海底へと向かうのだが・・・!

ここでもまたもや、難関に激突!!

さぁ、カナヅチの店員が水深30mで、

いったいどんな難関にぶつかるのか?!

≪続≫
アメリカ旅行でもいろいろ学べた店員。

旅行は偉大である。。。

いろいろな文化も吸収できるのだ、

アメリカに行って、日本が見れた、中国も見れた。

旅行に行かなければ分からない知識ばかりだ。

日本のTVからは伝わってこない、

いや、伝えることのできないご当地の空気に触れられる!

思い出す度に、このテーマでもある自分磨きができるのだ。

さらに自分を磨くためにも

次は「バリ旅行」を思い出す店員。。。

ちなみにPARISのパリではなく、BALIのバリです。

お間違えのないように。。。

インドネシアに属するバリ、暑い国!

首カクカクの踊りをするあの国!!

そんなバリを訪れたのは、3月だった。。。

しかし、この時期ですら暑かった・・・。

容赦なく暑かった・・・。

歩いているだけで肌がしっとりしてくるのだ。

が!!そんな暑さを吹き飛ばせと、

店長と店員はマリンスポーツに出かけた!!

あ、そうそう、この旅には・・・

我が「ヨーロッパ屋」の店長も一緒だった。

(詳しくはタイトル下「ヨーロッパ屋」入口からどうぞ。)

店長と店員は勇んで海へ向かった!

白い浜辺!!青い海が広がっている!!



・・・と思っていた・・・。



しかし、目の前にあったのは汚い海だった。

観光が進んだせいか、浜辺はキレイとは言い難かった。。。



「違うじゃないか!ガイドブック!!」



仕方なので翌日、オプショナルツアーで

キレイな海があるという人工の島に行くことにした。

その日は浜辺近くのレストランで、

シーフードを食べることにした店長&店員。

再びあの海に行ってみると・・・?!



あら、ビックリ!!

真っ赤な夕日色に染まった静かな海があった。

聞こえるには波の音と遠くから聞こえる人々の笑い声。

昼間の殺伐とした海岸がウソのようだ。

その光景に2人は言葉をなくした。

いや、本当にキレイなのだ。

波も穏やかで、赤く染まり、

空はだんだんと暗くなりつつある赤紫色。

海は日本にもあるが、違うのだ。

きっとこの光景はバリでしか見られないのだ。。。

浜辺にあるテーブル席でシーフードを食べる2人。

葉にくるまれた塩焼きの魚なのだが、

これがおいしいのだ。

簡単な料理方法だが、ここにはこれが似合うのだ。

景色も料理も満足した2人は

翌日のマリンスポーツに備え、早めにホテルに戻った。

バリの素晴らしい所も見れた、

明日への期待に胸をふくらませ眠りにつくのだった。

さぁ!期待のマリンスポーツはどうなるのか?!

≪続≫
アメリカに来て、日本文化を学んだ店員は

またもや因縁の中国(詳しくは→『香港旅行編』へ)文化も

学ぶことになるのだった。。。



香港旅行でも驚き満載の中国は

アメリカでも驚き満載だった。

キャンディーとスーパーにお買い物に行く。

日本食材が安く手に入るとかで、

チャイナタウンのスーパーに行った。

従姉妹のキャンディーをはじめ、

車の運転が上手いとは言えないアメリカ人。。。

しかし、それを上回るのが中国人だった。

チャイナタウンのスーパーには

『アメリカにもこんなに中国人がいっぱいいるのね』

と思わずにはいられないほど中国人ばかりだった。

しかし、驚きはそれだけではない。

駐車場での運転の仕方だ。



一、バックしているのに、明らかに、後方を見てない。


二、左折・右折する時、ウィンカー出さない。


三、2台停めるエリアに1台が斜めに停める。



駐車場を横切ってスーパーに行くだけなのに、緊張。。。

突然バックしてきて、あたかも計画殺人のようだったり、

ウィンカーが出ないので真っ直ぐ行くのかと前進したら、

突然右折してきたり、命がけの前進となる。。。

キャンディー曰く、

「チャイニーズはチャリンコしか乗らないから、

 車の運転が下手なのよ。」

らしい、、、キャンディーの毒舌にも慣れたが、

ちょっと本当に思えた店員。

まさかこんな所で中国文化に触れることができようとは・・・。

日本は狭く、ゆずりあいの精神もある。

歩行者優先、之当然也。

しかし、ここ(チャイナタウンの駐車場)では

自動車優先、之当然也、ってカンジである。

元々、土地も大きいアメリカ、スーパーなどの駐車も

全て頭から入れる。

日本ではバックで入れるのが普通。

(たまに頭からのもあるが・・・)

つい、店員「バックで入れないんだね・・・。」

とつぶやいたら、キャンディーが

「なんで難しいテクニック使って停めなきゃいけないの?

 日本は土地が狭すぎるのが問題ね」

と・・・。おっしゃるとおりですが、領土ばっかりは・・・ね。

話をよくよく聞くとどこの国民もバカにされている気がして、

『やっぱアメリカはナンバー1!!』的発言がある。。。

小さい頃からの刷り込みなのだろうか・・・。

個人主義でありながら、愛国心もやたらと強い。

戦争などで敵を見つけようものなら、国全体が揺れ、

アメリカンパワーが炸裂する。

もう戦争はしないと宣言した日本に愛着が沸いてしまうのは

店員が日本人である証明だろう。

事なかれ主義(よい意味で)の日本が

こんなアメリカに戦争を挑む方が間違っていたのだ。

キャンディーの発言を聞きながら、

心の中で『日本万歳』と思った店員だった。

平和はお金では買えないのだから。

何だかんだで、アメリカ旅行も終わりを告げ、

次はバリだ~!!

バリではどんな発見が待っているのか?!

≪完≫
従姉妹のキャンディーの家ではずっとその弟のスティーブンの

日本知識の脳内改革をした店員は、

夕方になり、夕食にお寿司を食べに行った。

実は、叔父さんはL.Aでお寿司屋さんをしていて、

そこの叔父さんのお店に食べにいったのだ(挨拶がてら)。

開店前で、お客さんは誰もいないカウンターで

にぎってくれるのを食べていた。



叔父「ハイ、カリフォルニア巻だよ」



おぉ!本場だ!!と喜ぶ店員。

*ちなみにスコティッシュロールはサーモン+アボカド。

・・・しかし、なぜ裏巻き(ご飯が外側、海苔が内側)なのか?

ふと思って聞いてみた。



店員「ねぇ、叔父さん、どうして裏巻なの?」



叔父「いやぁ、叔父さんも知らないんだけどね、

   外人はみんな海苔が口の中にくっついて食べれない

   らしいんだよね・・・」

店員「?! 口の中でくっつく?!



それは裏巻になれば解決される問題なのか??

海苔は入っているわけで、変わりないのに・・・。

所変われば、お寿司もスタイルを変えるのだ。

どうやら、海苔を食べるには・・・

小さい頃からの訓練が必要とされるらしいことが発覚!



叔父「イカとかタコもダメな外人は多いよ。

   ガムみたいで味がしないって言ってたよ。」



ロンドンの和食屋さんでバイトした時も、

外人の人たちはイカ・タコ系をよく残していた。

あと、イギリスではポテトが主食なので、

ご飯(寿司飯)もおかずの一部

そのため、にぎりセットでも半分のにぎりは

上のネタだけ食べられ、ご飯(寿司飯)だけコロコロと

残っていることも多い。

おかずをそんなにいっぱい食べれないってことなのだ。



さらに舌には味覚の点があって、アジア人はその点の数が多く

白人(主にヨーロッパ人系)は少ないという話を

聞いたことはあるだろうか?

そのため、彼らは薄味の区別ができないのだ。

醤油をドボドボかけてしまったり、

ソースをこれでもかというほどかけるのはそのせいなのだ。

ロンドンの和食屋さんの板さんは言う。

「海に囲まれて新鮮な魚が取れる、

 気候も暑くなく衛生的に問題があるわけでもない

 そんなイギリスが、生魚を食べないどうしてか分かるかい?」

店員は考えても分からなかった。板さんは言う。

「醤油がなかったからさ」

「生で食べるには醤油が1番だからね」



それを聞いた店員はものすごぉーく納得した。

ロンドンでもお寿司は人気がある。

おいしいと言っている。

もし、彼らの文化で醤油があったなら、

生魚(お刺身)を食べていたと思うのだ。

お醤油、万歳!!である。

昨日の『コギャル編』では悪い日本文化が現れていたが、

ちょっと見直せる日本の食文化を発見し、

気持ちのいい店員であった。

・・・さぁ、次回はアメリカから見た中国文化をお届け!!
 
≪続≫
L.Aの空港に着いてから、

いろんなアメリカ社会を学んだ店員。

次は日本社会を学ぶ番だった・・・。



「アメリカで日本社会?!」



そう、不思議なことにアメリカから見た日本社会は、すごかった。。。

まず、既に自立をして、一人暮らしをしている

従姉妹のお姉さんのキャンディーの家に行った。

スティーブンが、店員に

「このビデオ知ってる?!」

と聞いた・・・よく見ると



『女子高生大図鑑』



・・・ちょっと怪しいタイトルに

店員無言。

「・・・・・・」

楽しそうにスティーブンが、

「見る?見る?」

と聞く。店員も一応、

「うん」

と答え、ビデオの再生が始まった・・・。

すると画面のに映されたのは、



「え~、てゆうかぁ・・・」



と渋谷でアナウンサーに答える女子高生4人組。

他にも続々とおバカな発言連発の女子高生。

「スティーブンね~、コギャル、スキ~。

 バカっぽくて・・・、てゆうか、バカ??(笑)」



さっき、『被害者』という単語は知らなかったのに、

『コギャル・・・』という言葉を知っている。。。



恐るべし、コギャル。

「話してる日本語分かる??」

「ゼンゼン 分からない。

 だけど、見てるだけで楽しいよね~。

 でもなんで、コギャルはみんな、こげてるの?」



『焦げている』・・・。



そう、この時ガングロコギャル全盛期。

焼くというより、焦げているといった方が自然だった。

顔は黒く、唇はパールピンク(ほぼ白)、

目の周り(すでにアイラインなどではなくなっている)は

サンシャイン・ホワイト(歯もビックリの輝く白さ)。



「あの・・・ナニジンですか・・・?」



と問いかけずにはいられないその格好。

そして、スティーブンから衝撃の一言。



「コギャルって、エンコウ(援助交際)で、

 お金もらえるんでしょ?」



またビックリの店員・・・。



『緊張』という単語はも知らなかったのに、

『援交』という言葉は知っている・・・。



外人から見た日本社会は一体・・・。

『コギャル』『援交』よりもまだ



『サムライがいる』



という知識の方がまだいい気がする。。。

「スティーブンね~、コギャルになって

 お金もらいたかったよ~。

 スティーブンのフレンドも言ってるよ、

 ジャパニーズ ハイスクールガールはいいねって。」



・・・いや、みんなコギャルしてて、

援交してるわけじゃないから・・・。



得てして、良い噂より、悪い噂の方が伝わりやすい・・・。

しかし、日本社会がコギャルで表されているこの現実!

もちろん日本に全く興味がなければそんなことすら

知らないだろうが・・・。

日本に未来はあるのか?!
キャンディーの家ではずっとスティーブンの

日本知識の脳内改革を行い終わった・・・。

次は日本伝統のお寿司も所変われば、

常識非常識も変わることを知った店員・・・。

さぁ、今度は日本文化のお寿司について何を学んだのか?!
≪続≫
従姉妹のお姉さんが運転する車の中、

同じく従兄弟のスティーブンと会話がはずむ店員は、

アメリカ人の何でも「スー」することに驚いた。

(詳しくは→「スー」編へ。)

さらに従姉妹のお姉さんキャンディー(アメリカ名)から

語られる新たな驚きに遭遇する。

キャ「アメリカはね、

   『医者・弁護士・不動産の友達を作れ』

   ってよく言われるわ。

   医者は病気になった時困らないように。

   弁護士は訴訟の時、困らないように。

   最後の不動産屋は間違った家をつかまないように。」

店員「間違った家って??」

キャ「よく、大家が泥棒と組んで、鍵を渡すのよ。

   それで家の中のものを全て盗んでいくの。

   もちろん、大家は知らないって言うの。」

店員「え~、大家さんひどい!!」

キャ「そんな大家も少なくないから、

   不動産屋のお友達は必要なの。

   変な不動産屋に頼んだのは自分だから、

   周りからは『かわいそうねぇ』って言うより、

   『バカだねぇ』って言われるわ。

   裁判の時も、訴えられた方がバカなのよ」



アメリカ社会は・・・本当にシビアだった・・・。

更に、キャンディーの方が日本語が流暢なだけに

言い方が厳しい・・・。

そんな時、赤信号で停車している私たちの車に

後ろから1台の車が、



・・・・・・・バコッ・・・・・・



とぶつかってきた!!!

その車は白のオープンカーでドライバーの男性が

両手で頭をかかえ、まさに

『オゥマイガー!!』ポーズをしている。。。

即座に従姉妹のお姉さん、キャンディーが一言!!



「アイル スー ヒム!!(訴えてやる!!)」



・・・生で聞いちゃいました。

本当に言ってます。。。



スティーブンが、キャンディーにストップのポーズをして

外に出た。

少し話し合いの末戻ってきて、

ステ「うちは(RVだったから)、大丈夫だけど、

   彼はちょっと、曲がってた。

   自分でフィックスできるって。」

キャ「当たり前でしょ!!

   こっちが被害者なんだから!!」

ステ「ヒガイシャ・・・??」

いつも英語で会話しているらしく、

日本語対応が追いつかないスティーブンに

英語で説明するキャンディー。

アメリカ社会を肌で感じる店員の思考はまさに

日本人だった・・・。

無事(?)帰宅の途につく私たちの前に待っていたのは?!

≪続≫
え~、ずっと読んで下さっている読者の方、ありがとうございます。

こんなコメント書きづらい文章にも係わらず、

コアなファンの方々が読んでくださるおかげで、続けていってます。

面白さプラス、ちょっとお勉強的要素も入れつつ、

雑学知識であったり、行かなければ分からないようなこと、

そんなものを交えつつ、書いていきたいと思ってます。

私も読んで下さっている皆様のブログを拝見させていただきたいと思っているので、

読者登録でなくても、コメント欄に名前だけでも入れてくだされば、

遊びに行かせていただきますm(_ _)m

本当にご購読には感謝しております、ありがとうございます。
従姉妹のお姉さんが運転する車の中、

同じく従兄弟のスティーブンと会話がはずむ店員。

店員「今日、天気、グッドだね~★」

↑もう長嶋さん口調がイタについている。

ステ「昨日まで天気、超バッドだったよ~★

   でも、そうゆう時の海のウェイヴはいいんだよ。

   サーフィンする人、みんな行ったよ。」

店員「でも、それってデンジャー(危険)でしょ」

ステ「うん、よくケガするの~。

   それで、海、持っている人をスーするんだよ。」

店員「スー???」

ステ「えぇ~と、ロイヤー(弁護士)と

   ローコート(裁判所)行って・・・

   するやつ・・・。」

店員「あぁ、裁判!」

ステ「サイバンての?」

 *ちなみに【sue:(人を)訴える】という意味。

店員「ていうか、自分の方がいけないでしょ?」

ステ「だってね、何も書いてないし、入れるでしょ。

   それは、海持ってる人が、いけないんだよ。

   スーされた人は、紙貼ったり、ガードマンを

   付けるでしょ?」

店員「そういえば、電子レンジで濡れた子猫を

   暖めようとして、子猫が死んじゃって

   飼い主がレンジ会社をスーしたよね。

   ・・・確かお金もらえたよね・・・。」

ステ「あぁ、知ってる~。

   子猫ね、暖めたのはバカだけど、

   レンジ会社は もっとバカだね~」

店員「え~?!フツー、子猫入れないよ?!」

ステ「アメリカはね、書いてなければね、OKなの。

   それがフツー。

   レンジ会社はね、子猫のこと、書いてなかったね。

   これ、してもOK。

   もし、書いてある→読まない自分がダメね。

   日本人は、いい人だからスーしない。

   アメリカ人は、スーが大好きね(笑)」

日米の『常識・非常識』に驚く店員に

従姉妹のお姉さんが、更に言ったこととは??

さぁ、さらなる『常識・非常識』とは?!

≪続≫
初海外旅行のアメリカで出迎えてくれたのは、

店員の同い年の従兄弟スティーブン

彼の頭はボーズ、+あごヒゲ+サングラス・・・。

渋谷のヤンチャなお兄さんだった除けて通るその格好。

いや、新宿のもっとヤンチャなお兄さんにも

匹敵するくらいの格好にドキドキ倍増の店員。

従兄弟のお姉さんが運転する車の中で、後部座席に、

店員はその彼の横に、ドキドキしながら座っていた。

すると、サングラスをはずしながら

「元気だった~??」

と彼が店員に話しかけた。

サングラスをはずすと同い年に見え・・・なくもない・・・。

「日本語大丈夫なの?」

と聞く店員に、

「だいたい分かるよ~♪」

と彼は言った。彼はL.A生まれのL.A育ち、

日本には小学校の時以来、来たことがない。

日本語学校を途中でリタイヤした彼。

そんな彼に日本語が通じるのか少し不安だったが、

その不安も見事に解消され、

ちょっとドキドキもおさまってきた店員だったが・・・、



「スティーブンね~、今日ね~、スティーブンの車で~

 行こうと思ったんだけど~。」



『?!?!』

何か、おかしい・・・。



「1週間前ね~、アクシデントあって~、

 マミーに車ダメって言われてるの~」



・・・というか、この話し方!

小学校低学年の『今日ね、ぼくね、○○くんとね』という

話し方と一緒だ!!

さらに、



フリーウェイ(日本の高速みたいな道路)で~

 スティーブンね~、ドライヴしてて~、

 アクシデントあっちゃって・・・。

 ポリ~スも来て、すごかったんだよ~」



名詞とかが英語発音そのまま!!

例えるなら、『長嶋元監督の発音よくしたバージョン』

長嶋監督の幼少期とも言うべきその話し方に、

店員、唖然・・・・・・。

新宿のヤンチャなお兄さんにも切匹敵する格好で、

その口調。。。。

聞いてはいけないものを聞いてしまった。。。

そう、彼は小学生で、日本語学校をリタイヤした。



その時に彼の日本語能力はストップしてしまったのだ。



そういえば、手紙でも「ち」と<「さ」が逆になっていた。

「を」と「お」の区別がついてなかった・・・。

彼の話し方の成長もそこで止まってしまったのだ。



・・・しかし、人間の適応力も不思議なもので、

その見た目にも話し方にも慣れてくる。

相手が難しい日本語の単語が分からないとなると、

英語での単語を使うようになる・・・。

気づくと、同じ<長嶋さん口調になっているのだ!



店員:「今日、超緊張したんだよ。」

ステ:「緊張??」

店員:「今日、とてもプレッシャーだった。」

ステ:「あぁ~」



・・・明らかに、日本語としても英語としてもおかしいが、

納得して、通じている。

同い年ということもあり、会話ははずんでいった。

しかし、アメリカ人の『常識・非常識』に驚く店員!

さぁ、店員が聞いた『常識・非常識』とは?!

≪続≫